POETIC SCAPEに写真家大橋愛さんのarcheを見に行きました
POETIC SCAPEは初めて。最寄り駅は中目黒駅かバス停。有料駐車場がこの写真で左奥にあります。
大橋 愛 展｜arche について
大橋 愛 展｜arche
POETIC SCAPEでは5月18日（土）より6月29日まで（土）大橋愛 展 “arche” を開催いたします。太平洋戦争末期、東京にある白百合学園は戦禍を避けるため疎開を決定します。しかし戦時下でのキリスト教に対する風当たりはきびしく、疎開地探しは難航、ようやくたどり着いた地が、古くは函領（かんれい）と呼ばれた箱根の山の上でした。このカトリック女子校「函領白百合学園」で、大橋愛は小中高と学びます。
月日は流れ、付き合っていた彼を自死で失った大橋は、次第に「守られること」について考えるようになります。そして2015年、大涌谷の噴火活動が活発化したのを機に、本格的に母校の撮影に取りかかりました。
学校とは、子供達を世間から緩やかに隔離し育てる場です。それはまさにarche（アーシェ：箱舟）のような存在とも言えます。大橋は母校をメインに、生徒、規律、宗教、歴史、風土などにフォーカスし、それらの写真から立ち上がってくる「守られること」を可視化しようと試みています。
大橋愛さんを知ったきっかけはKYOTOGRAPHIE2018のKG+で
この過去記事にも書いていますが、これがめちゃくちゃ当時感銘をうけて、こんな素敵な写真撮る人がいるのか、と思った作品でした。
大橋愛さんの今回の展示を知ったきっかけはIMA ONLINE
【まもなく閉幕】「守られること」を可視化する、大橋愛「arche」展https://t.co/bsHC8mIM5H
— IMA ONLINE | 最新アートフォト情報 (@imaonline_jp) June 26, 2019
この「まもなく閉幕」で知って慌てて行く事に。写真展はこういう事が良くある。。。最近はTwitterで日付が入っているツイートにいいね！するとリマインドしてくれる「ふぁぼりま」があるので、忘れる事が減ってきました。オススメ！
大橋愛展「arche」の最終日、終了1分前に入る！
直前まで撮影の仕事が入っていて、「すいません！もう終わるの知っているんですが、見ても良いですか？」と18:59に突入すると、「良いですよー」と心優しくお返事いただきました。後で知る。この方があの柿島さんでした。
そして、ギャラリーの奥から女性スタッフさんが出てきて顔を見ると「あれ？？？え？？？」と一瞬パニックになる。なんと会社の受付の方がポエティックスケープで働いているとの事。ビックリ。写真業界狭い！
この日は写真家の大橋愛さんご本人も在廊されていたので、作品について丁寧にご説明いただきました。
今回の展示タイトルarche＝（ノアの）方舟、だからキービジュアルのあやとりも船といった所なども、なるほど！と唸るしかない。
そして色々お話していた所こちらの緑ヒモは山をイメージしているとの事。はーーーなるほど。
大橋愛展「arche」打ち上げパーティーに参加させていただける事に
KYOTOGRAPHIE2018で凄い感銘を受けた事などをお話させていただいたところ、「打ち上げパーティーがこの後あるけど、良かったら参加しない？」とお誘いいただきました。
展示最終日、終了1分前にギャラリーに入って10分後には打ち上げパーティーの準備をお手伝いしている状況に若干頭も混乱気味。
これが一部では有名なbarカキシマのコースター！
大橋愛さんの手作りのパテ！めっちゃ美味しい。
まさかの竹中直人さんも打ち上げに！
自分が大橋愛さんが凄いと感じてる点
こちらの写真の葉っぱ。函領白百合学園は箱根の山の上にあります。箱根の山の落ち葉です。 生徒さんとかが集めてくれたそうです。KYOTOGRAPHIE2018の会場でも感じた事ですが、空間構築、インスタレーションとして物凄いパワーを感じます。見た目ド派手なドーン！というものではないのが凄い。あれ？と少し違和感を感じさせるというのが本当に凄い。
あとめっちゃ気さくな方でした。
写真家の人たち基本的に皆いい人が本当に多いと思うのです。
