EyeEmがアップロードされた写真を機械学習に使うから嫌だったら全部消してねと利用規約変更を行った。

EyeEmから以下のような利用規約変わるよ、というメールが届いた
気になったのは人物が写った写真も機械学習のトレーニングに使われるのかどうか
参考までに日本国内で有名なPIXTAのモデルリリースに機械学習の事が記載があるかを確認してみた
人物データが機械学習に使われるのかー！と思ったのは何故かというと

EyeEmから以下のような利用規約変わるよ、というメールが届いた

Hello,

We want to inform you about our decision to license our community’s non-market images to help train various AI models.

This decision is reflected as an addition in section 8.1 of our Terms & Conditions, which refers to the rights you grant us by uploading your content.

These rights now include the sublicensable and transferable right to use your Content to train, develop, and improve software, algorithms, and machine-learning models.

Please take a moment to check the complete update on our Terms & Conditions here.

If you’re not comfortable with this initiative, you can opt-out within 30 days from today by removing all your content from our platform.

Please don’t hesitate to contact us if you have any questions.

Best regards,

The EyeEm Team

Google翻訳さんに聞いてみた所

ソフトウェア、アルゴリズム、機械学習モデルをトレーニング、開発、改善するための、サブライセンス可能かつ譲渡可能な権利が含まれるようになりました。

この取り組みにご満足いただけない場合は、本日から 30 日以内に当社のプラットフォームからすべてのコンテンツを削除することでオプトアウトすることができます。

要するに「EyeEmにアップロードした写真を機械学習用に使うよ。機械学習に使われたくなかったら30日以内にEyeEmから削除してね」という事のようです。まぁプラットフォーマーとしてはそういうやり方なんでしょうけど、凄い雑なやり方のように感じました。

気になったのは人物が写った写真も機械学習のトレーニングに使われるのかどうか

一応下記のEyeEmの利用規約を見てみたのですが人物が写った写真はモデルリリースの書類をちゃんと用意しておいてね、みたいなのはありました。ただこのモデルリリースの中に機械学習の利用も許諾するって明記されているのだろうか？と思い調べてみるもEyeEmが用意しているモデルリリース書類のようなものは無いのでそういった文言を付与したものをカメラマン側で用意する必要がありそうですね。ただEyeEmMarketに出していない写真も機械学習用に利用されるとなるとわざわざモデルリリースなんてやってないでしょうし、ある日突然友人に良く似ているけど似ていない広告写真とかがどでかいビルボード広告とかに出てくる可能性があるという事。

www.eyeem.com