- リソグラフ印刷に初挑戦してみた
- リソグラフ印刷用に事前にデータを作る必要がある
- これを実際にリソグラフで2色印刷するようにデータを加工する。
- リソグラフの版を作ってテスト印刷する必要が絶対ある
- リソグラフ印刷テスト
- MacBook持っていっていたのでその場でデータを修正
- 今回のリソグラフ印刷で出来上がったもの
- A4にうまく分割印刷すればZINEを作れそう。
- ZINE FARM TOKYOなら体験会がある
リソグラフ印刷に初挑戦してみた
以前からリソグラフ印刷に挑戦をしたかったものの、なかなか機会が無かった。
吉祥寺PARCOでやってたキチジンに行ってリソグラフ印刷されたZINE買った。リソグラフ印刷良いな。やってみたい。
— ヒライ ヨシヒロ🌗 (@yoshihiro1105) 2023年10月29日
渋谷近辺で体験会とかワークショップやってるところ無いか探したけど見つからないな。#zine #キチジン #リソグラフ #リソグラフ印刷 pic.twitter.com/buszLwORTH
これから約半年後!
コーヒー片手にリソ刷ろう
— ZINE FARM TOKYO(ZINEフェス主催/リソスタジオのメンバー募集中) (@zinefarmtokyo) 2024年4月11日
最小催行を7名として、いったんは募集をしてみます。ご希望の方は本投稿にコメントください。
5月6日にZINE FARMを開放する形でイベント開催ができればと思っています。
リソグラフ印刷会
5月6日9時~11時
参加費1,000円
A4
2製版(2色刷り)
50枚… pic.twitter.com/GOp70yLdmj
こんなポストが流れてきたので申し込んだ。が、すでに満席との事で5/11ならまだ空いているとの事だったので5/11に申し込んでみた。
とりあえず結論から書けばリソグラフ印刷の完成形はこんな感じ。ここに至るまでの過程などを書いていく。
左が元の写真で右がリソグラフ印刷したもの。
リソグラフ印刷に初挑戦。
— ヒライ ヨシヒロ🌗 (@yoshihiro1105) 2024年5月11日
少し黄色がズレたけど、そのズレもまたリソグラフ印刷の味として良い。@zinefarmtokyo pic.twitter.com/lgQ8oxaYAc
リソグラフ印刷用に事前にデータを作る必要がある
という事でリソグラフ印刷用にデータを作る必要がある。そもそも何を印刷するかも決めていない。とりあえず写真にしよう。風景と人物刷れると良いな、くらいに考えて2種類写真を選んだ。
人物写真。フレアが良い感じに入っているお気に入り写真。
夏に撮った写真だった気がする。青空と街が良い感じのバランス。
これを実際にリソグラフで2色印刷するようにデータを加工する。
イメージとしては
- フレアの部分は黄色インク
- 青空は青色インク
という大雑把な事だけ決めて当日の印刷に望んだ。
リソグラフの版を作ってテスト印刷する必要が絶対ある
リソグラフで版を作った際に何枚かテストを必ず行うように言われたが、何回やっても前の人のデータが消えなかった。。。下の写真の枠のようなもの。5枚〜10枚程度で見えなくなるという事であったが消えない。こういうときは版を作り直す必要があるらしい。
黄色の方はコピー用紙ではあんまり映らなかった
スキャンだと街がくっきり映るが、紙だとここまでは見えていない。こういうのも経験。
リソグラフ印刷テスト
リソグラフ印刷が出てくる所を撮影したが、何故かスローモーションで撮影してたw
黄色の街が全く見えない。。。。
MacBook持っていっていたのでその場でデータを修正
うおおおお!とその場で版データを修正する。といっても青い版に街を入れる(消さない)だけだけど。
黄色の版データ
ちなみにフレアの部分はPhotoshopのクイックマスク機能で適当にブラシでマスクしただけ。街と空については、クリック選択ツールでそれっぽくなるようにしてみた。黄色版だから青空データは無い。PhotoshopかIllustratorのどちらかは持っていたほうが多分幸せになれるはず。
青色の版データ
街は動画で見たほうがわかりやすいが、黄色一色だと白いコピー用紙には全く色が乗ってこなかったので、青と黄色で緑にしては?とアドバイスをもらったので、その場で急ぎデータ作成して再印刷。なので青データにも黄色データにも街はある。青空は青で出したいので青版に空データがある。
今回のリソグラフ印刷で出来上がったもの
人物・ポートレートをリソグラフで印刷してみた結果
イメージ通りフレアの部分だけ黄色くできた。
風景・青空をリソグラフで印刷してみた結果
こちらもイメージ通り青空は青色インクで出来た。街も青+黄=緑になって色がうまくのった。
強いて言えば少しドラム位置を調整して色ズレを修正したほうが良かったかもしれないが、出できた時の緑具合とかがとても良かったのでそこまで気にはならなかった。
こういったインクのズレもリソグラフ印刷の良いところと言えば良いところなので良しとする。
めちゃくちゃ不器用と頭の空間把握能力が弱いのでこういう作業が物凄く苦手だったけどうまく出来てよかった!特に青と黄色といった2色だけではなく、青と黄色で3色目の緑を出す、という事がいざやってみると頭パニック。しかしこれのおかげで一気に表現が膨らんだ気がする。リソグラフ印刷のコツはこのあたりな気がする。
私はリソグラフ印刷スキルを手に入れた!
A4にうまく分割印刷すればZINEを作れそう。
A4用紙でうまく分割して印刷すれば簡易的なZINEがいけそう。
この際に考えないといけないのは、何色で刷るのか?という所。今回のように「青」と「黄色」の2色にして、被らせて「緑」を作る事で3色印刷っぽくするというのは「どこの部分を青にしてどこの部分を黄色にしてどこの部分を緑にするのか?」というのをちゃんと考えないといけないので、リソグラフ印刷はなかなか難しい。
ZINE FARM TOKYOなら体験会がある
1,000円でコーヒーも1杯付いて印刷体験会もできる。紙も何種類が持っていくとリソグラフ印刷する際のインクの乗り方とかの違いがわかって良いかもしれない。
最初からガッツリリソグラフ印刷をやりたい人はこちらのメンバー登録をすると良いかも。
リソグラフ印刷で色々な紙をテストしたいなど試行錯誤をしたい人にはこのサービスは良いサービスなのではないかと思う。
という事で「ZINE FARM TOKYOでリソグラフ印刷に初挑戦したお話」でした。
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