Photographed by Yoshihiro Hirai(ヒライ ヨシヒロ)

ヒライ ヨシヒロが日々写真を中心に思ったことをつづるブログです。

T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO2022に行ってきた

T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO2022に行ってきたけど、そもそもT3 PHOTO FESTIVAL TOKYOとは?

T3 PHOTO FESTIVAL TOKYOは、「次世代の写真文化を育むアジアのハブ」をビジョンに、
(1)写真展
(2)トーク&イベント
(3)学生プロジェクトの3つを柱に展開するフォトフェスティバルです。

2015年に前身となる「東京国際写真祭」を大田区城南島で開催したのち、2017年に東京初の屋外国際写真祭として上野公園にて第1回を開催しました。
2020年からは、東京駅・東側エリア(八重洲、日本橋、京橋)の公開空地等を使った都市型屋外写真祭として実施。都市の余白をメディアとして捉え、写真家による作品展示や新たな人の交流を生み出すイベントを展開し、都市空間の新たな解釈と写真の可能性に挑戦します。

という写真展です。T3 PHOTO FESTIVAL TOKYOの前身、東京国際写真祭2015も行ってました。たぶんちゃんとした(?)こういったやつ行ったのは初めてだったのではないかな。

東京国際写真祭のチラシ

2015年に開催された東京国際写真祭も行きましたがかなり面白かった記憶があります。城南島まで車で行って、倉庫内に入って、というのをすごく覚えています。倉庫内はアート空間になっていてかなり衝撃を受けました。(意外と覚えてるな)

jp.tokyophotocompetition.com

T3 PHOTO FESTIVAL TOKYOの1回目上野公園2017も見に行っていた。

T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO2017上野公園

これは上野公園で開催されたT3 PHOTO FESTIVAL TOKYO2017の写真。スタンプラリーもあって楽しかったな。特に獺祭のキャンペーンでは優秀者に選んでいただいて「獺祭磨き二割三分」の720mlボトルをいただきました。美味しかった。

会期中、「獺祭のある風景」を募集するフォトコンテストも開催。獺祭のインスタグラムアカウント@dassai.sakeをフォローし、#dassai_t3をつけて写真をアップすると、5名の優秀者に「獺祭磨き二割三分」の720mlボトルをプレゼントします。

あとはこの「Be a Photographer 連続トークショー「写真のチカラ、写真家のチカラ。」」というトークショー良かったな。

Be a Photographer 連続トークショー
「写真のチカラ、写真家のチカラ。」

日時:5月28日(日)13:20〜16:30

場所:国立博物館 平成館小講堂

参加費:無料

出演者:石川直樹、清水裕貴、林典子(写真家、過去三木淳賞受賞者)
佐藤時啓、飯沢耕太郎(ニコンサロン選考委員)

ニコン創立100周年を機にニコンサロンがはじめた 若手写真家支援制度「Be a Photographer」。 今後、300万円の制作支援金が授与される三木淳賞にスポットを当て、 三木淳賞の過去受賞者が登壇。写真展やポートフォリオブックなどを 制作する際のヒントとなるようなトークショーを行います。

林典子さんが美人すぎてビックリしたのを覚えてる。多分トークイベントの中身が重すぎてその反動で物凄く脳にこびりついている。キルギスの誘拐結婚、ヤズディの祈りの写真集の内容だったように記憶している。スマホのメモ帳みたら当時のメモ残ってた。

「写真編集の作法、物語の紡ぎ方」

林典子(第16回 受賞者)×飯沢耕太郎(写真評論家)トークショー
<概要>
フォトジャーナリストとして世界中で活躍する林典子さんにとって、「写真をつかっていかに被写体の物語を紡ぎだすか」は非常に重要なことです。「ヤズディの祈り」をはじめ作品を発表する際に、展示と写真集との違いをはじめどのように編集をしていくのかを、写真評論家の飯沢耕太郎さんに引き出していただきます。
 
ヤズディの祈り
最初写真集にしようとかは全く思っていなかった。途中からまとめようと思った。彼らの生きてきた証みたいなのを写真にして残していこうと思った。
 
襲われた時に逃げていく時に落としたものを撮ったのを最初に。
美容室で夢を叶えるために働きだしたがISがきたから、武器取って戦う
 
大事なものを持って逃げる時に写真を皆持っていく。
 
被写体の名前が全員わかる。今までのジャーナリストは客観的な視点で撮影していた名前知らない。林さんは個人対個人で撮ってるから名前知ってる。
 
写真に文章が付いていると、文章を先に読んでしまう。
知った気になってしまう。
 
見る
感じる
テキスト読む
見直す
納得する
 
の流れ。
 
写真の背景は、今住んでいる床。昔の写真と今住んでいる床、の組み合わせ。
 
写真の解説がすごく丁寧に描かれている。
写真の一面に載るような写真ではなく、個人個人を象徴するような写真をチョイスしている。
 
その人を象徴するようなものを使いつつ、その人の顔が見えなくなるように撮った。
 
フォトジャーナリズムとしては発表する場が減ってきている中でこの写真集が出せたのは良かった。
 
集中していると、横にちらっと見えてくることがある。
二、三個並列でやる方が良い。
キルギスの誘拐結婚

キルギスの誘拐結婚

  • 作者:林 典子
  • 日経ナショナルジオグラフィック社
Amazon

T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO2022の歩いた軌跡

まず今回の歩いた軌跡をみると無駄な動き多すぎた。フォトマーケット先に見たほうが良いんじゃないかと思ったのもあったんだけど、東京駅をスタートにして、1、2、3、11、12、10、4、5、7、6、8、9って回り方が良かったかもしれない。

f:id:yoshihiro1105:20221011043654j:image

途中で疲れて矢場とんで栄養補給。

goo.gl

T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO2022写真など

場所もわかりにくい箇所もあるので、写真をヒントに是非みつけてみてください!

森山大道展示のスタンプラリー用のQRコードの場所がわからなさすぎた。。。今もわかってないんだけど。

T3×KYOBASHI ART WALLと合同展示。ここらへんの取り組みがよくわからなかったな。

www.toda.co.jp

そしてProjection Nightsも見てみた

6Fでも展示があるよ、と聞いてエレベーター待っていたらなんかキレイな人が顔を覗き込むようにガン見してきて「何この人?誰かと俺を勘違いしている?」と思ったら知り合いの山本さんでした。雰囲気変わっててわからなかった。。。

山本 瑛美さんサイト

www.emiyamamoto.com

申し込み必要というのを知らなくて、受付の方にもし席が空いていたらと相談したら入れていただけました。すいません。。。

note.com

T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO2022の自分の反省点

これ前回も同じことにハマってしまったんだけど、まずもう作品がどこにあるのかわからなすぎて、作品を探すことが目的になってしまって、作品をしっかり見てないような気がした。

例えばこれとかヨアキム・コーティスのテキストのは見つけられたわけですよ。でも作品が見つけられないわけですよ。店の中か?と覗き込むけど違う。なんだぁ?と思ったら上にあった。思わず見つけて嬉しくなって撮影をしましたw

 

KYOTOGRAPHIEではそういう状態にはならないから、T3独特の展示の仕方が自分にはあっていないのかもしれない。と書いていて既視感があるなぁと思って過去の記事みたら

T3 Photo Festival Tokyo2021を回ってみた感想を一言で言い表すと

なんか展示の仕方が面白くない&東京のオフィス街は歩いていても面白くない。

同じこと書いてる。だからもうそうなんだな。2年連続でそう思うって事はあってないんだな。上野公園のときはそんな感じにはならなかったので、この東京駅、京橋駅、日本橋駅界隈でやるという展示の仕方が自分にはあっていないんだろうな。

上野でやっていたときは「展示場所がわからない」とかなかったし。

T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO2022の概要

会期:2022年10月1日(土)~30日(日)

t3photo.tokyo

ということで10月中は展示されているようなので、東京駅、日本橋駅、京橋駅周辺に行ったらちょっと見てみると面白いかも。と書きつつ、この写真展は万人にはあまり刺さらんかもしれない。これ展示されている作家の背景とか色々知ってないとあんまりおもしろくないかも。

T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO2022は事前に図録買ってからのほうがイイかも

note.com

t3photo.base.shop

京橋駅から徒歩数分の72GalleryかオンラインショップBASEで購入できるそうです。

 

 

 

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