「ソフィ カル 限局性激痛」を見に行ってきた
本作は、カル自身の失恋体験による痛みとその治癒を、写真と文章で作品化したものです。人生最悪の日までの出来事を最愛の人への手紙と写真とで綴った第1部と、その不幸話を他人に語り、代わりに相手の最も辛い経験を聞くことで、自身の心の傷を少しずつ癒していく第2部で構成されています。
公式サイトより一部引用
https://www.haramuseum.or.jp/jp/hara/exhibition/382/
1Fはソフィ・カルが最愛の人と別れるまでの過程の展示
人生最悪の日までの出来事を最愛の人への手紙と写真とで綴った
1F展示イメージ
今回のソフィ カルの展示は写真日記のような展示だった為、テキストを読む人たちで渋滞がすごかった。。。スタッフの方が印刷したファイルを用意してくれたので、自分は背の高さを活かしてテキストは手元で、作品は頭越しに見るという方式を採用しました。
2Fは別れた後、どうやってソフィ・カルが癒やされていくかの過程の展示
その不幸話を他人に語り、代わりに相手の最も辛い経験を聞くことで、自身の心の傷を少しずつ癒していく第2部
となっていました。
「ソフィ カル 限局性激痛」の2F、展示イメージ
これね、凄いですよ。
最初はソフィ・カルは物凄く熱くこの別れについて他人に話すんですよ。でも、他人に話すことによって自分は気が楽になって行くというのと、自分よりも不幸な人たちの話を聞くことによって、自分の不幸話は大したこと無い、という事とかをテキストの量と印刷色の濃さで表しているんですよ。本当に凄い。これは感動レベル。
「他人の不幸は蜜の味」というのをこうやって表現するのか。写真は本当に奥が深い。
見てない人は是非機会があれば見てもらいたい。
原美術館が2020年12月末で閉館がアナウンスされました。
残りわずかの期間、原美術館を楽しんでいきたいです。
http://www.haramuseum.or.jp/jp/hara/wp-content/uploads/sites/2/2018/11/Notification_Jp_20181122.pdf