Photographed by Yoshihiro Hirai(ヒライ ヨシヒロ)

ヒライ ヨシヒロが日々写真を中心に思ったことをつづるブログです。

大橋 愛個展「皮膜」 | KYOTO GRAPHIE、KG+@元・淳風小学校 2F 音楽室

 

KYOTO GRAPHIE(京都グラフィー・京都国際写真展)KG+大橋 愛「皮膜」

京都滞在最終日。元・淳風小学校 2F 音楽室で展示されていた大橋 愛さんの個展「皮膜」を見てきました。 

大橋 愛個展「皮膜」の会場で最初にまず思ったこと。

展示方法が素晴らしすぎる。。。

大橋 愛個展「皮膜」 | KYOTO GRAPHIE、KG+@元・淳風小学校 2F 音楽室

大橋 愛個展「皮膜」 | KYOTO GRAPHIE、KG+@元・淳風小学校 2F 音楽室



教室入ってすぐに「わ、この展示方法凄い。ホワイトボードの校歌も良い。」と凄く感銘をうけました。

【2019年7月11日追記】

約1年後の大橋愛さんの個展を見に行った際、たまたま大橋愛さん御本人がいらっしゃり、お話をお伺いしたところ、これは山をイメージしているとのことでした。

皮膜ーMEMBRANES
 
シャボン玉になぜこんなにも夢中になるのかと考えた時、
私にとってのシャボン玉は、皮膜の意味を持つことに気づいた。
胎児のとき皮膜に包まれて誕生した私は、
子供の頃から、人に守られ、学校に守られ、自然に守られ、
色々な皮膜に守られて成長してきたと思う。
 
片道1時間半かかる山の上の学校に、小学校3年の時に転校。
その時を起点に私の生活は大きく変わった。
常に、大きな皮膜に守られていた箱根での10年間。
 
当時は当たり前だと思っていた、そのなんでもない日常。
でも今思えば、ずっと守られていたんだと思う。
 
守られていることで心に栄養がいきわたり、その栄養が強い心を育てる。
強い心を持つ事がどんなに素晴らしいかを、全身で吸収することができた日々だった。
 
当時から変わらない箱根の環境を、今の私の視点から撮影することによって、
人は誰しも、育ってきた環境から守られている事をあらためて思い出してもらい、
それぞれの強い心を育てる力と、未来に向けて歩むきっかけにして欲しいと思う。

 大橋愛さんのオフィシャルサイトより引用

ameblo.jp

自分にとっての当たり前は当たり前だからこそ認識が出来ない。最近周りの知人にも良く言われるキーワードです。確かに自分も母親にかなり守られて生きてきているとこの年齢になってやっとなんとなく理解できるようになってきた。
 

そして、この日は校庭で小学生が何かの練習をしている日だったので、子供達の声が教室内にも聞こえてきて、なんだか懐かしい気分にさせてもらえました。

youtu.be

大橋 愛個展「皮膜」への行き方・アクセス方法

京都市下京区柿本町609-1 最寄りの駅丹波口駅より徒歩12分

#自分はバスで行きました。目の前くらいで降りれます。

展示期間
4月28日から5月13日まで12時から19時 休館5/1 ,5/7 , 5/8

www.kyotographie.jp