Photographed by Yoshihiro Hirai(ヒライ ヨシヒロ)

ヒライ ヨシヒロが日々写真を中心に思ったことをつづるブログです。

ポラロイドPolaroid SX-70との出会いについて

Polaroid SX-70との出会い 

たまたま偶然オークション形式のPhotonico2017(渋谷ルデコ)という写真売買展示中に行われたアウラ舎蚤の市でPolaroid SX-70が出ていて、運良く購入したというのが出会いです。

 

そもそも全く何も買う気がなかったのですが、周りの知人が参加するという事でノリで参加する感じで。最初に『紙を1枚取ってください』と言われ1枚引く。裏に書かれている番号が呼ばれたら買えるのかな?と思っていたら1番から順番に買えるとのこと。

 

で、裏見たら1番だった。正直フィルムカメラとか興味がそれほどあった訳ではなく、正直『うーん、困ったな🤔』と…。

 

購入したのはPolaroid SX-70 Sonar

当時、奥山由之さんの『君の住む街』の写真集とかが出たばかりという時期でもあり、ポラロイドのSX-70が少し気になってた。で、目の前にはPolaroid SX-70とPolaroid SX-70 SONARがそれぞれ1台づつある。

実際に触らせてもらってPolaroid SX-70 SONARの『音波でピントを合わせる』という機能美に惚れてPolaroid SX-70 SONAR購入。お値段6,000円。音波って事は真っ暗闇でもピントが合わせられるっていうのは熱い。音波が出る金の目玉も何かカッコイイ。

 

友達もPolaroid SX-70を欲しがっていたので、もしもう一台の方が誰か赤の他人に買われてしまったら自分が買ったソナーの方を譲ってあげればいいかなと思っていた。

 

でも最終的には欲しがっていた子がPolaroid SX-70を購入できたので、Polaroid SX-70 Sonarは今自分の手元にあるっていう感じ。

 

そしてPolaroid SX-70を600のフィルムが使えるように改造

色々調べたら当時のImpossibleのPolaroid SX-70のフィルムはあまり出来がよくないと言うことで、少し性能の良い600のフィルムも使えるようになる改造があるとのこと。 

 

on-and-on.ocnk.net

電子切替について

現在発売されているポラロイドカメラのフィルム(インポッシブルフィルム)は、低感度フィルム(SX-70用フィルム)・高感度フィルム(600用フィルム)ともにカラー・モノクロフィルムが発売されていて、それぞれの写りにも特性があり、フレームのカラーが違うものなど種類も充実しています。通常はSX-70では低感度フィルムを使用しますが、改造することにより高感度フィルムを使用することも可能になります。

 

改造内容 メリット デメリット
SX-70⇄600フィルム対応
電気回路改造

SX-70:¥18,000+税
期間限定:¥15,000+税
SX-70・600フィルムの両方が使用可能 / 600の方に設定するとシャッタースピードが速くなっているので手ブレがおこりにくい / SX-70の方に設定して600フィルムで撮影すると夜景が撮影可能 / フィルターを通さないので視界がクリア / NDフィルターをレンズの前につける必要がない 特になし
600フィルム対応
電気回路改造

SX-70:¥12,000+税
期間限定:¥10,000+税
シャッタースピードが速くなっているので手ブレがおこりにくい / フィルターを通さないので視界がクリア / NDフィルターをレンズの前につける必要がない 低感度フィルム(SX-70フィルム)を使用することができない
600フィルム対応
NDフィルター組込方式

SX-70:¥5,000+税
BOX型:¥4,000+税
NDフィルターをレンズの前につける必要がない / 600フィルム対応(電気回路改造)より安価で600フィルム対応にできる フィルターを内蔵するので視界がクリアでない / 低感度フィルム(SX-70フィルム)を使用することができない

 

最初はNDフィルターで頑張ろうかとも考えたものの、デメリットが嫌だった。

Polaroid SX-70と600の両方のフィルムが使えるほうが楽しそうということで両方対応改造を依頼する事に。

 

早速連絡をして送ってみた所、露出センサー汚れてるよーって事で、結局改造と露出センサー掃除で24,000円かかる事に。6,000円で買ったから合計30,000円のPolaroid SX-70になってしまいましたが、メルカリやお店等での整備品は30,000円位からなので、SX-70用と600のフィルムが使えるカメラになって合計30,000円なら安かったという結果に。

 

Impossible Projectの写真ギャラリーでピックしてもらえた

www.the-impossible-project.jp

 こちらのImpossible Tokyoでやっている一般応募に応募した所、ありがたい事に下記の写真がピックしてもらえました。

正確に言うと、表参道でやっていてPolaroid Originalsの写真展でスタッフの人が自分がInstagramに投稿していた写真を見ていて「これ凄い良いから応募してよ!」と言ってくれたので、それで応募して、ピックアップしてもらえた、という流れ。

 これはフラッシュにカラーフィルターつけた状態で撮った作品。でSX-70のSonarを買った時に思ったのが、ストロボ付けられれば真っ暗の中でも撮影出来るのは面白そうというの思いがあり、実際にMint Flash Barを手に入れてピンク付けて撮影。

ストロボ光が当たっている被写体だけピンクになって、それ以外の部分が環境光なので、色の差が出ているという感じです。

Mint Flash Bar でカラーフラッシュ

Mint Flash Barは売っている所が少なくなってきているので、気になった人は見つけたら即ゲットをオススメします。ピンクと黄色っぽいフィルターがついています。


梅田にあるon and on  

on-and-on.ocnk.net

 

IMPOSSIBLE Tokyo KK

www.the-impossible-project.jp

 

 

保証付きで購入するならon and on shopか三葉堂寫眞機店が良いと思います。

on-and-on.ocnk.net

www.mitsubado.com

 

ちなみに補償なしで行くなら狙い目はハードオフらしいです。ハードオフで売られているPolaroid SX-70はバッテリーがそもそもフィルム内蔵な為動作確認が出来ないのでジャンク品として数百円から数千円で売ってたりするそうです。

 

なのでバッテリーを持っていって店員さんに相談して動作確認をさせてもらってから買うなどが出来れば安く買い物が出来るかもしれません。何個かバッテリーあるので、もし知人で欲しい方がいればお会いするときに差し上げます。

 

今度はimpossible ProjectやPolaroid Originalsのブランディングについて気になる事とか書いてみようと思います。